Filofaxのクリップブックという手帳をご存知でしょうか。
検索してみると女性ユーザーが多いのか、カラフルで華やかな画像が目に付きます。
そんなクリップブックですが、男性の私が愛用しています。
それも職場でです。
クリップブックの特徴を私なりに考えると、以下の3点を挙げられると思います。
- 軽さ
- 大きさ
- 書きやすさ
特に3つめの「書きやすさ」はクリップブックの大きな特徴だと思うのですが、あまり語られることはないような気がします。
以下クリップブックの良さを、私なりにご説明したいと思います。
軽さ
まずは重さを量ってみました。
写真は中のリフィルを全て抜いて重さを量ったもの。151gです。
続いて必要なリフィルを全てセットし、ボールペンも挿して重さを量ってみました。
(手帳の右上にボールペンの頭だけが見えていますね。
クリップブックはリング部分の後ろにペンを挿すスペースが用意されているのです!)
552gでカバンに入れて持ち歩いても何とかなるかな、という重さです。
(10インチのタブレットくらいの重さですね)
システム手帳は重いというイメージを持つ方も多いと思いますが、それほどでもありません。
大きさ
クリップブックの大きさを見てみましょう。
写真はリフィルをセットして上から撮ったものです。
カバーがリフィルに隠れてほとんど見えません。
リフィルとカバーの大きさがほぼ同じであることがわかります。
インデックスリフィルのインデックスがはみ出てしまうほどです。(手帳の下側)
まさにジャストリフィルです。
しかし、インデックスリフィルのつまみの部分ですらカバーからはみ出してしまう大きさである、というのは注意点です。
これは大きめのリフィルをセットできない、ということを意味します。
またインデックスリフィルであれば折れ曲がってしまう紙製より、PP製選んだ方がいいなどリフィル選びには注意が必要です。
書きやすさ
最後に最も強調したい書きやすさ。
写真を見てみましょう。
右利きの人が左側のページに書こうとすると、手にリングが当たってすごく書きにくいです。
(左利きの人なら右側のページが低い位置にあると、同じく書きにくでしょう)
これがイヤでリング径の小さいシステム手帳を使うという人もいるほどです。
当然その場合は挟めるリフィルが少なくなってしまいます。
しかしクリップブックなら道具を使わずとも対応できます。
実際に対応してみたのがこの写真。
写真の下の方、ペン差しの部分が右ページの下から左ページの下に移動しています。
これにより左側のページがかさ上げされ、書き込む時にリングが手に当たらなくなります。
私はクリップブックのこの機能が好きで使っているといっても過言ではありません。
最後に
ここまでには紹介していない機能ですが、クリップブックはリング部分が外に出ているため360度折り返すことが可能です。
クリップブックを狭いスペースで使いたい場合や、立って使いたい場合などに便利な機能です。
それだけではなくクリップブックを卓上カレンダーとして使うこともできます。
(リフィルにはpdf de calendar2様のA5_049_月間ブロック(横使い)を使用させていただいています。)
工夫次第で他のシステム手帳にはない可能性がまだまだ広がりそうです。
今更ながらクリップブックについてまとめてみましたが、とても良くできたシステム手帳です。
これからも長く使っていきたいと思います。